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Ignite-UX 管理ガイド: HP-UX 11.00、11i > 第3章 ネットワークブート登録済みクライアント用のサーバーの作成

高度なインストールトピック

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Ignite-UX サーバーのインストールと構成が正常に終了したら、ここで説明する高度なインストールトピックを検討することもできます。

Ignite-UX 最小ファイルセットのインストール

Ignite-UX の使用方法によっては、製品の一部のみをインストールするようにして、ディスクスペースの使用量を削減することができます。以下に、典型的な使用目的とその目的に対して必要となる Ignite-UX のファイルセットをリストします。

  • Ignite-UX サーバーを使用して HP-UX をクライアントにインストールする場合 - クライアントにインストールする各 HP-UX リリース (xx-yy) に対応する Ignite-UX-xx-yy バンドルをインストールします。サーバーが HP-UX 11i (B.11.11) 以降で、HP-UX 10.20 のクライアントに対して make_net_recovery を使用する予定がなければ、Ignite-UX.OBAM-RUN ファイルセットを除外できます。

  • Ignite-UX サーバーを使用してクライアントのネットワークリカバリをサポートする場合 - クライアントが実行している HP-UX のバージョンごとに、完全な Ignite-UX-xx-yy バンドルが必要です。表 3-1 「Ignite-UX ファイルセット」に、PA-RISC および Itanium ベースバンドルに含まれている Ignite-UX ファイルセットを示します。

    表 3-1 Ignite-UX ファイルセット

    PA-RISCItanium ベース

    Ignite-UX.BOOT-COMMON-PA

    Ignite-UX.BOOT-COMMON-IA

    Ignite-UX.BOOT-KRN-11-00
    Ignite-UX.BOOT-KRN-11-11

    Ignite-UX.BOOT-KRN-11-23

    Ignite-UX.BOOT-SERVICES

    Ignite-UX.BOOT-SERVICES

    Ignite-UX.FILE-SRV-11-00
    Ignite-UX.FILE-SRV-11-11

    Ignite-UX.FILE-SRV-11-23

    Ignite-UX.IGNITE

    Ignite-UX.IGNITE

    Ignite-UX.IGNT-ENG-A-MAN

    Ignite-UX.IGNT-ENG-A-MAN

    Ignite-UX.MGMT-TOOLS

    Ignite-UX.MGMT-TOOLS

    Ignite-UX.OBAM-RUN

    Ignite-UX.OBAM-RUN

    Ignite-UX.RECOVERY

    Ignite-UX.RECOVERY

     

  • make_tape_recovery コマンドを使用する場合 - 以下のファイルセットのみが必要です。

    • Ignite-UX.RECOVERY

    • Ignite-UX.BOOT-KERNEL

      Ignite-UX.FILE-SRV-releaserelease は、 実行中のオペレーティングシステムの HP-UX リリース ID です。たとえば、HP-UX 11i v1 (B.11.11) の場合、このファイルセット名は Ignite-UX.FILE-SRV-11-11 です。

    • Ignite-UX.MGMT-TOOLS

  • クライアントで make_net_recovery のみを使用する場合 - 通常、Ignite-UX はクライアントで必要なファイルセットを、pkg_rec_depot コマンドによって作成されたデポからインストールします。クライアントでの make_net_recovery の実行に必要なファイルセットは、以下のとおりです。

    Ignite-UX.RECOVERY
    Ignite-UX.MGMT-TOOLS

  • ネットワークブート ヘルパーシステムの使用 - ブートヘルパーシステムがない場合、リモートサブネット上のクライアントを起動またはブートすることはできません。ブートヘルパーシステムの作成の詳細については、付録 C 「ブートヘルパーシステムの使用方法」を参照してください。

すべてのケースで、オンラインドキュメンテーションが不要な場合は、Ignite-UX.IGNT-ENG-A-MAN ファイルセットを省略することができます。

swinstall を使用して、各 Ignite-UX ファイルセットをインストールします。詳細については、swinstall(1M) を参照してください。

注記: どのファイルセットをインストールするべきかがわからない場合や、ディスクスペースに問題がない場合は、クライアントのイグナイトとリカバリに必要なファイルがすべて使用できるように、Ignite-UX 製品全体をインストールしてください。

オプションアプリケーションのインストールについては、「オプションアプリケーションの追加 」を参照してください。

ソフトウェアソースのセットアップまたは更新

このタスクの詳細については、『Ignite-UX Custom Configurations Files』 ドキュメントの「Installation configurations using Software Distributor depots」および「Configuration for software to be installed」を参照してください。このドキュメントにアクセスするには、次の Web ページを参照してください。

http://docs.hp.com/en/IUX/infolib.html

この章で説明する内容は対象範囲を限定しており、複雑な作業の全容は対象外です。

Ignite-UX では、クライアントにソフトウェアをインストールする際に多数のオプションを使用できます。基本オプションは、サーバー上の SD デポからすべてのソフトウェアをインストールすることです。この項では、ソフトウェアをセットアップして Ignite-UX サーバーにインストールする方法について説明します。

SD ソースと SD 以外のソース (tar または cpio) の両方を使用する場合は、それぞれのソースタイプについて該当する項を参照してください。

SD ソフトウェア

インストールのソースとして CD/DVD ドライブを使用するよりも、必要なデポをディスクにコピーすることをお勧めします。

以下のステップを実行して、SD ソースを Ignite-UX で使用できるようにします。

  1. ディスクデポがない場合は、make_depots コマンドを使用して作成します。たとえば、/dev/dsk/c0t0d0 に接続されている HP-UX 11.11 のコア オペレーティング システムの CD/DVD に対応する必須ディスクデポを作成する場合は、次のように入力します。

    make_depots -r B.11.11 -s /dev/dsk/c0t0d0

    1 つまたは複数のデポが /var/opt/ignite/depots/Rel_B.11.11 ディレクトリに作成されます。

  2. ステップ 1 で説明した手順で make_depots を使用してデポを作成後、make_config コマンドを実行し、使用するデポごとに Ignite-UX の構成ファイルを作成します。たとえば、次のようになります。

    make_config -r B.11.11

    このコマンドにより、 /var/opt/ignite/depots/Rel_B.11.11 ディレクトリ内のすべてのデポについて構成ファイルが作成されます。これらの構成ファイルは、HP-UX 11.11 リリースのすべての/var/opt/ignite/INDEX エントリに追加されます。

  3. make_depots を使ってデポを作成しなかった場合は、make_config を実行し、それを特定のデポで指定します。たとえば、次のようになります。

    make_config -s server.com:/depot_11_11 \
    -c /var/opt/ignite/data/Rel_B.11.11/core_cfg

    ここで、/var/opt/ignite/INDEX ファイルへの参照を追加します。

    manage_index -a -f /var/opt/ignite/data/Rel_B.11.11/core_cfg

詳細については、ignite(5) を参照してください。

SD 以外のソフトウェア

ソフトウェアソースが SD デポでない場合、make_config コマンドは使用できません。SD 以外のソフトウェアを表す一意の構成ファイルを作成する必要があります。構成ファイルの例については、/opt/ignite/data/examples/noncore.cfg を参照してください。

ファイル内に記載されているコメントに従い、このファイルをコピーして編集します。次に、manage_index コマンドを使用し、新しい構成への参照を /var/opt/ignite/INDEX ファイルに挿入します。構成ファイルの使用方法については、第5章 「クライアントコンソールを使用した HP-UX のブートとインストール」で説明します。詳細については、ホワイトペーパー 『Installing and Updating Ignite-UX』(英語版) を参照してください。 このホワイトペーパーは、以下の Ignite-UX の Web サイトにある Information Library ページから入手可能です。

http://docs.hp.com/en/IUX/infolib.html

オプションアプリケーションの追加

クライアントにインストールしたい SD パッケージ化ソフトウェアがその他にもあり、そのソフトウェアを Ignite-UX インタフェースで選択できるようにするには、それらのデポで make_config および manage_index コマンドを実行します。

重要: Symantec Veritas Volume Manager (VxVM) の複数のバージョンを、同じインストールデポ、または単一のコールドインストールセッション内で一緒に使用される別々のデポに置くことは、サポートされていません。そのようにした場合、インストールデポを使用しようとしたときに、または SD デポでない場合はリブート中に、エラーが発生します。詳細については、「Symantec Veritas Volume Manager を使用する際の検討事項」を参照してください。

SD アプリケーションソフトウェアの場合

インストール中に SD ソフトウェアをインストールする予定の各デポに対して、以下のコマンドを実行します。make_config コマンドは、バンドル形式でパッケージされている SD ソフトウェアのみを処理します。HP が提供するソフトウェアは、すべてこの形式でパッケージ化されています。SD デポで SD バンドルを作成する方法の詳細については、make_bundles(1M) を参照してください。

コンパイラデポバンドルを利用できるようにするには、root ユーザーで次のコマンドを入力します。

/opt/ignite/bin/make_config \
-s [server.corp.com:]/depots/compiler \
-c /var/opt/ignite/data/Rel_B.11.11/compilers_cfg

/opt/ignite/bin/manage_index \
-a -f /var/opt/ignite/data/Rel_B.11.11/compilers_cfg

デポサーバー名 (この例では、server.corp.com) を、SD ソフトウェアをインストールするサーバーの名前に変更します。このコマンドが実行されるサーバーを使用するためのサーバー名は省略できます。デポサーバーは、Ignite-UX サーバーとは別のシステムなので注意してください。

ヒント: デポで新しいソフトウェアの追加または修正を行うたびに、make_config コマンドを再実行する必要があります。make_config で作成した構成ファイルをカスタマイズした場合は、make_config で構成ファイルを再び作成すると、カスタマイズの内容が失われることに注意してください。

make_config コマンドにより、SD デポに対応する Ignite-UX の構成ファイルが作成されます。SD デポを Ignite-UX プロセスの一部として使用する場合は、Ignite-UX に対してデポの内容を記述する構成ファイルが必要になります。動作する SD デポの名前が指定されている場合、このコマンドにより、この構成ファイルを自動的に作成できます。このコマンドは、Ignite-UX で使用されるデポを追加または変更するときに実行する必要があります。

manage_index ユーティリティは、/var/opt/ignite/INDEX ファイル内の構成ファイル情報を含む構成節を操作します。このユーティリティは、主に他の Ignite-UX ツールによって起動されますが、直接起動することもできます。詳細については、manage_index(1M) を参照してください。

SD 以外のアプリケーションソフトウェア

ソースが SD デポでない場合、make_config コマンドは使用できません。SD 以外のソフトウェアを参照する一意の構成ファイルを作成する必要があります。詳細については、構成ファイルの例 (/opt/ignite/data/Rel_release/examples/noncore.cfg) を参照してください。この例ではコア以外のアーカイブについて詳しく説明しています。

注記: /var/adm/sw/* にインストールされるファイルが含まれているゴールドイメージ (レイヤードアプリケーションなど) は使用しないでください。この方法でこのディレクトリにファイルを配布すると、SD のデータベースが破壊される場合があります。
  1. non_core.cfg ファイルを /var/opt/ignite/data/Rel_B.11.11/configx にコピーし、そのディレクトリ内の configx を変更します。

  2. configx の編集後、manage_index を使用して、configx への参照を /var/opt/ignite/INDEX に挿入します。

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