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SDKリリースノート1.4.2.08
HP Integrity & PA-RISC 2


 

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Java™テクノロジ
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HP-UX SDK for the Java™ 2 Standard Edition Platform SDKバージョン1.4.2.08
HotSpot Server 1.4.2.08 JVM HP IntegrityおよびHP 9000 PA-RISCベースソリューション

 

目次

» 概要

» 特徴
  » HotSpot 1.4.2.08 JVM

» インストール
  » パッチ
  » システム要件 (PA-RISC)
  » システム要件 (HP Integrity)
  » インストール手順
  » 別の場所へのインストール
  » ファイル構造(SDK)
  » ファイル構造(Runtime Plug-in for Mozilla)

» ドキュメント
  » SDKの使用方法
  » 使用しないアーキテクチャ サポートをRTEから削除
  » 動的スレッドローカル記憶領域(TLS) サポート
  » シグナル連鎖機能(PAおよびHP Integrity)
  » HotSpot JVMオプション
  » ガベージコレクタ:パラレルおよび並列マークアンドスイープ
  » Javaヒープ内の物理メモリとスワップの割り当て
  » アジア系TrueTypeフォントとアジア系ロケール
  » Date/Timeメソッド - 新しいデフォルト
  » プロファイリング
  » acceptまたはreadの保留時にソケットを閉じる方法(PA-RISCのみ) - 新しいパッチ情報!
  » 以前のリリースとの互換性
  » Runtime Plug-inの使用方法および構成
  » HTMLページでRuntime Plug-inを使用可能にする (HP-UX)
  » その他のドキュメント(HP社とSun Microsystems社)

» 問題の修正と既知の問題
  » 問題の修正

  » PA-RISCの既知の問題
  » TLSによるshl_load HotSpot libjvm の問題
  » 64ビットサポート - X/Motif
  » 64ビットサポート- システムコール
  » /dev/poll ランタイムサポート
  » HPjconfig構成ツール
  » HotSpotコンパイラセーフポイント
  » HP IntegrityおよびPA-64システムでの+noenvvarおよび+compatリンカー オプションの使用
  » setuidまたはsetgidを使用したJavaの実行

  » 既知の問題 (HP Integrity)
  » JNI_CreateJavaVMを使用したJVMインスタンスの初期化
  » HP IntegrityおよびPA-64システムでの+noenvvarおよび+compatリンカー オプションの使用
  » setuidまたはsetgidを使用したJavaの実行
  » PA2.0上でのAries HP Integrity(Itanium)エミュレーションの実行

概要

HP-UX Software Development Kit for the Java 2 Platformバージョン1.4.2.08には、HP-UX 11.0、11.11 (11i v1)と11.23 (11i v2)のHP 9000 PA-RISCベースシステム、およびHP-UX 11.22 (11i v1.6)と11.23 (11i v2)のHP Integrityシステムで、Javaアプリケーションを開発・配備するためのツールが用意されています。サポートされていないHP-UXリリースについては、「システム要件 (PA-RISC)」を参照してください。

Java 2 Platform Standard Editionファミリには、2つの主要製品があります。

  • J2SE Runtime Environment (JRE)
    JREでは、ライブラリ、HotSpot Java仮想マシン、Javaアプリケーションの実行に必要なその他コンポーネントが提供されます。LICENSEファイルのHPソフトウェア ライセンス契約と補足事項の範囲内に限り、JavaアプリケーションとともにJREを提供することが可能です。JREは単体の製品として提供されています。 また、SDKダウンロードパッケージにも含まれています。Java WebStartテクノロジもJREに含まれます。Java Runtime Plug-in for Mozillaは別の単体でのダウンロードとなります。
  • J2SE Development Kit (JDK)
    JDKは、JREのスーパーセットであり、アプレットやアプリケーションの開発に必要なコンパイラやデバッガなどのツールを提供します。SDKダウンロードパッケージには、JREが含まれています。

特徴

HP社のSDK 1.4.2.08は、以下を含む1.4.2メンテナンスリリースです。

  • Sun Microsystems社の1.4.2_07リリース *

  • パフォーマンスを強化するとともに、「問題の修正」で記載されている不具合に加え、これまでのSDK 1.4リリースにおける不具合を修正しました。

  • C++ -AAおよび-APオプションのサポート(PA-RISC)

  • HotSpot 1.4.2.08サーバーJVM

  • Java Web Start

  • PA-RISCベースシステムとHP Integrityベースシステムで32ビットまたは64ビットモードで動作します。

* HP社では、まだマージしていないSunリリースにおける不具合修正を、あらかじめ取り込む場合があります。そのため、SUNリリースで修正されたものをHPリリースに取り込んでいなくても、Sunの不具合がHPリリースでは修正されている可能性があります。

HotSpot 1.4.2.08サーバーJVM

以前のHotSpot JVMに存在したすべての-XオプションはHotSpot 1.4.2.08に含まれます。パフォーマンス、ツール サポート、ツール機能強化、および特長については、http://java.sun.com/j2se/1.4.2/docs/(英語)を参照してください。

HP-UX 11 PA-RISCおよびHP Integrity システム用のHotSpot 1.4.2.08 Server JVMは、クライアントとサーバーの両方のワークロードに適しています。サーバーVMは、クライアントサイドアプリケーションに適した構成オプションで起動できます。

SDK 1.4.2.08 HotSpot 1.4.2.08 EditionはJava 2 platformへのコアAPIをサポート:JFC (Java Foundation Classes)、セキュリティ、Java IDL、JDBC™、JavaBeans™、リモートメソッド呼び出し(RMI: Remote Method Invocation)、Java 2D、Frameworkコレクション、新しいノンブロッキングi/o APIセット

Java 2 Platformバージョン1.4.2 APIの仕様は、http://java.sun.com/j2se/1.4.2/docs/api/(英語)に記載されています。

HotSpot 1.4.2.08 Server JVMで提供される機能の一部を以下に示します。

  • パフォーマンスの向上

  • ノンブロッキングI/O API
    1.4.1で実装され、現在は、パッケージjava.nioのJavaシステムライブラリの一部になっています。下位互換性のために、これまでのクラスcom.hp.io.Pollを使用したI/Oの多重化の実装も引き続き組み込まれています。アップグレードを実行し、新しいjava.nioパッケージの機能を使用することをお勧めします。

  • IPv6サポート(HP IntegrityおよびPA-RISC)
    使用方法については、『HP-UX Java 2 プログラマーズ ガイド 』の「IPv6 support (Internet Protocol version 6) (SDK 1.4 and later)」http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#IPv6(英語)を参照してください。

  • Java VM Debugging Interface (JVMDI)
    JVMDIとJPDAを使用して、多数の開発ツールをHotSpotとともに実行できます。詳細は、http://java.sun.com/j2se/1.4/docs/guide/jpda/architecture.html(英語)を参照してください。

  • Java Platform Debugger Architecture (JPDA)
    アーキテクチャとコンポーネントについては、http://java.sun.com/products/jpda/(英語)、およびhttp://java.sun.com/products/jdk/1.4/docs/guide/jpda/index.html(英語)を参照してください。HP-UX対応のjdbは、Solaris実装と同様に動作します。使用法については、「Sun VM Invocation Options」http://java.sun.com/products/jpda/doc/conninv.html(英語)を参照してください。

  • Java VM Profiling Interface (JVMPI)
    JVMPIをサポートすることで、HotSpot 1.4 VMによるJavaコードのプロファイルが作成できるようになり、より正確なランタイムプロファイルを取り出すことができます。

  • HP社のデバッガWDBのサポート
    HP社のデバッガWDB 3.0.01以降を使って、Javaスレッドスタック内の、混在した言語フレーム(JavaとC/C++)を含むバックトレースを調べることができます。これによって、VMアプリケーションやJavaの言語を混ぜたアプリケーションのデバッグが簡略化されます。詳細は、『HP-UX Java2 プログラマーズ ガイド』の「WDBを使ってJavaスレッドスタックのバックトレースを調べる」を参照してください。http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/diag_memory_leaks.html#wdb_debug(英語)

  • -Xeprofオプション:HPjmeterのプロファイルデータを生成する
    構文と使用方法については、『HP-UX Java 2 プログラマーズ ガイド 』http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#-Xeprof(英語)を参照してください。

  • サイズの大きいヒープ
    HP-UX 11.23 (11i v2)では、パッチをインストールすることなく最大3.5GBのヒープがサポートされ、HP-UX 11.11 PA (11i v1)では、パッチをインストールすれば最大3GBのヒープがサポートされます。詳細は、『HP-UX Java 2 プログラマーズ ガイド 』の「メモリの拡張」を参照してください。http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/expanding_memory.html (英語)

  • 64ビット モード
    -d64オプションを使用することでサポートされます。さらに詳しい内容については、『HP-UX Java 2 プログラマーズ ガイド 』http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#-d64(英語)を参照してください。

  • Java 3Dのサポート
    HP社のJava 3Dテクノロジについては、http://www.hp.com/products1/unix/java/java2/java3d/index.html(英語)を参照してください。

  • 新しいガベージ コレクタ
    パラレルおよび並列マーク アンド スイープ ガベージ コレクタをサポートします。ガベージ コレクションと新しいコレクタの詳細については、JavaSoftのマニュアル『Tuning Garbage Collection with the 1.4.2 Java Virtual Machine』http://java.sun.com/docs/hotspot/gc1.4.2/index.html(英語)を参照してください。

  • Java Web Start(RTEにバンドル)
    Java Web Startテクノロジは、ディレクトリjavaws内のjreの一部です。Web Startリリースノートは、javawsディレクトリにも格納されています。

インストール

パッチ

***PA-RISCをお使いの方へ重要なお知らせ! ***

  • バージョン1.4.2.06以降のSDKでは、以下のネットワーキング パッチ(またはその代替パッチ)をHP-UX 11.11 (11i v1) PA-RISCにインストールする必要があります。HP Integrityまたは他のPA-RISCバージョンには、このパッチは必要ありません。

    HP-UX 11.11 (11i v1) PA-RISC Required patch PHNE_29887は、ハングを起こすソケットの問題を解決します。

  • すべてのSDKバージョン1.4.2.xxには、以下に示すpthreadsパッチ(またはその代替パッチ)をHP-UX 11.0またはHP-UX 11.11 (11i v1) PA-RISCにインストールする必要があります。HP Integrityシステムには、このパッチは必要ありません。

    HP-UX 11.0 PA-RISC Required patch PHCO_29959
    または、
    HP-UX 11.11 (11i v1) PA-RISC Required patch PHCO_29960

    お使いのコンピュータにすでにインストールされているパッチを調べるには、rootとしてログインし、次のコマンドを実行します。

    /usr/sbin/swlist -l product

    必要なパッチや推奨パッチの一覧と入手方法(上記のパッチを含む)については、以下のWebページを参照してください。すべての依存パッチをインストールしてください。これらについては、パッチをダウンロードするIT resource centerのWebサイトに一覧表示されています。http://www.hp.com/products1/unix/java/patches/index.html

    オペレーティングシステムのパッチは、SDKをインストールする前にインストールしてください。

    システム要件 (PA-RISC)

    HP-UX 11.0、11.11(11i v1)、11.23 (11i v2)を稼動するHP Superdome, rp8420、rp7400、 rp5400、rp4440サーバー、PAベースのワークステーションがサポートされます。Javaアプリケーションを実行するための最小システム要件は、PA-RISC 2.0システムです。

    システム要件 (HP Integrity)

    Javaテクノロジは、すべてのHP-UX HP Integrityベース システムで実行されます。HP-UX 11.22 (11i v1.5)または11.23 (11i v2)が必要です。(HP-UX 11.20はサポートされていません。)現在のHP Integrityサーバーについては、次のWebサイトを参照してください。http://www.hp.com/products1/servers/integrity/index.html

    インストール手順

    .depotファイルをダウンロードしてインストールするには、約160MBのディスク スペースが必要です。.depotファイルは、ソフトウェアをインストールした後で削除できます。

    HP-UX SDK for the Java 2 Platformは、/opt/java1.4にインストールされます。以下に示すように、rootユーザーとしてSD-UX swinstallコマンドを実行し、ソフトウェアをインストールします。

    /usr/sbin/swinstall

    このコマンドの指示に従って、インストールします。Source Depot Typeを"Local Directory"、Source Depot Pathを/tmp/<filename>に変更してください。(前の手順で/tmp以外のディレクトリを使った場合は、/tmpの代わりにそのディレクトリ名を使用してください。)オプションメニューでは、[Reinstall filesets]オプションを選択し、[Mount filesystems]オプションは選択しないことをお勧めします。

    警告:rt.jar、charsets.jar、jpda.jar、tools.jar、jce.jar、およびjsse.jarをアーカイブ展開しないでください。これらのファイルはSDKツールおよび実行環境で必要です。

    ディレクトリ/opt/java1.4/binPATHに追加してください。

    注記:ソフトウェアを別の場所にインストールするには、「別の場所へのインストール」を参照してください。

    Javaプログラムを実行するために必要な、重要なシステム パラメータの設定については、『HP-UX Java 2 プログラマーズ ガイド』http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/index.html(英文)を参照してください。

    別の場所へのインストール

    ソフトウェアを別の場所にインストールするには、swinstall行の末尾に@/<alternatedirectory>を追加し、PATHにインストール先のディレクトリを追加します。

    次に例を示します。

    /usr/sbin/swinstall -s <download> \* @/<alternatedirectory>

    Javaは、デフォルトの製品パスの先頭に<alternatedirectory>を追加します。したがって、Javaは/alternatedirectory/opt/java1.4にインストールされます。

    Javaホーム ディレクトリを、/opt/java1.4ディレクトリを付けないで<alternatedirectory>内にするには、一時ディレクトリにインストールした後で、任意のディレクトリに移動する必要があります。

    次に例を示します。

    swinstall -s <download> \* @/<temporarydirectory>
    mv <temporarydirectory>/opt/java*/* <finalalternatedirectory >

    または、インストールしてから、ディレクトリにリンクします。

    次に例を示します。

    swinstall -s <download> \* @/<actualdirectory>
    ln -s <finalalternatedirectory> /<actualdirectory>/opt/java*

    2つのファイル、<alternatedirectory>/etc<alternatedirectory>/varが作成されることに注意してください。これらのファイルは、別の場所にインストールされた製品に適用されないため、削除してかまいません。

    ファイル構造(SDK)

    次の図は、ファイル構造の概略を示します。

    
    
      java1.4
    
         |
    
      ___|______________________________________________
    
       |        |        |            |           |        
    
      bin      lib      jre          demo     include 
    
       |        |       javaws files*
    
      java    tools.jar  | 
    
      javac   dt.jar     |
    
      javadoc ir.idl     |
    
      javah   orb.idl    |
    
      javap              | 
    
      jdb                |
    
                      ___|_____________________________
    
                         |                             |
    
                        bin                           lib
    
                         |                             |
    
    ________________________________________________   | 
    
    java PA_RISC PA_RISC2.0 PA_RISC2.0W  IA64N  IA64W    |  
    
                                                       |
    
                                                       |
    
                 __________________________________________________________________
    
                 |      |    |       |        |           |           |        | 
    
               rt.jar  zi security PA_RISC  PA_RISC2.0  PA_RISC2.0W  IA64N   IA64W 
    
            charsets.jar             |________|___________|___________|________|___  
    
              jce.jar                |        |           |           |        |        
    
              jsse.jar            server    server      server      server   server
    
    		  
    
    

    * Java Web Startテクノロジは、ディレクトリjavaws内のjreの一部です。Web Startリリース ノートは、javawsディレクトリにも格納されています。

    各ツールは、opt/java1.4/binにインストールされます。 ライブラリは、opt/java1.4/libにインストールされます。tools.jarファイルには、ツールとユーティリティをサポートするためのクラスが格納されています。dt.jarファイルには、BeanInfoファイルのDesignTimeアーカイブが格納されています。

    jreディレクトリには、実行環境が格納されています。rt.jarファイルには、コアAPI用のランタイム クラスが格納されています。charsets.jarファイルには、ローカリゼーションおよびインターナショナライゼーションのクラスおよびファイルが格納されています。securityディレクトリには、セキュリティ管理ファイルが格納されています。

    HP-UXプラットフォームによって使用される共有ライブラリは、以下のディレクトリに格納されます。

    PA_RISC PA-RISC 1.1 32ビット
    PA_RISC2.0 PA-RISC 2.0 32ビット
    PA_RISC2.0W PA-RISC 2.0 64ビット
    IA64N Itanium 2 32ビット
    IA64W Itanium 2 64ビット

    includeディレクトリには、JNIおよびJVMDIをサポートするためのヘッダファイルがあります。

    ファイル構造(Runtime Plug-in for Mozilla)

    Runtime Plug-in for Mozilla for HP-UXでは、Mozillaブラウザによってロードされる共有ライブラリ、残りのRuntime Plug-inファイル、JREが以下の固定相対位置になければなりません。

    /opt/java1.4/jre Runtime Plug-inおよびRTEファイル
    /opt/java1.4/jre/plugin/PA_RISC2.0/mozilla MozillaブラウザによってロードされるRuntime Plug-in共有ライブラリ
    /opt/java1.4/jre/plugin/IA64N/Mozilla MozillaブラウザによってロードされるItanium Runtime Plug-in共有ライブラリ

    JPIがデフォルト ディレクトリである/opt/java1.4/jreにインストールされる場合、ブラウザがRuntime Plug-in共有ライブラリの格納場所を探せるよう、次のリンクがインストール時に作成されます。

    PA-RISCのインストール:

    /opt/mozilla/plugins/libjavaplugin_oji.sl -> \ 
    
        /opt/java1.4/jre/plugin/PA_RISC2.0/mozilla/libjavaplugin_oji.sl 
    
    

    HP Integrityインストール:

    /opt/mozilla/plugins/libjavaplugin_oji.sl -> \ 
    
        /opt/java1.4/jre/plugin/IA64N/mozilla/libjavaplugin_oji.sl
    
    

    Runtime Plug-inがデフォルト ディレクトリ以外にインストールされている場合、MozillaがRuntime Plug-inの格納場所を探せるようにするため、システム管理者は類似のリンクを作成する必要があります。または、次に説明するMozilla用の環境変数MOZ_PLUGIN_PATHを使用して構成します。

    Mozilla for HP-UXについての詳細は、www.hp.com/go/mozilla(英語)を参照してください。Plug-inに関するドキュメントとFAQは、http://java.sun.com/products/plugin(英語)を参照してください。
     

  • ドキュメント

    注:これまでのリリースノートに記載されたドキュメントの一部は、『HP-UX Java 2 プログラマーズ ガイド 』http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/index.html(英語)に移動しています。

    『HP-UX Java 2 プログラマーズ ガイド』http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/index.html(英語)は、開発者向けのドキュメントです。このガイドには、HotSpotオプション、HP社固有のオプションと機能、メモリの割り当てに関する提案と例、WDBを使ってJavaスレッドのバックトレースを調べる方法、Javaネイティブ インタフェースのコード例などが記載されています。

    バージョン1.4.2.08からは、SDK、RTE、Runtime Plug-in のリリースノートが本書1つにまとめられています。

    さらに詳しい内容については、このリリースノートの「HP社およびSun社のその他のドキュメント」を参照してください。

    SDKの使用方法

    使用しないアーキテクチャ サポートをRTEから削除

    RTEライセンス契約では、RTEを再配布するパートナーは、不要なアーキテクチャのサポートを削除する場合があります。機能コンポーネントは、どのような状況でも削除されない場合があります。1.4.2.05リリース以降では、次に示すように、不要アーキテクチャのサポートが削除される場合があります。

    次のコマンドでは、RTEが標準的なディレクトリ/opt/java1.4/にインストールされていることが前提となります。

    swremoveコマンドは、rootで実行する必要があります。次のコマンド行を使用してください:

    • PA-RISCまたはHP Integrity (Itanium)システムで、PA_RISC 1.1のサポートを削除:

    /usr/sbin/swremove Jre14.JRE14-PA11 Jre14.JRE14-PA11-HS
    (-pa11コマンド行オプションは使用できません)

    • PA-RISCシステムで、64ビットサポートを削除:

    /usr/sbin/swremove Jre14.JRE14-PA20W Jre14.JRE14-PA20W-HS
    (-d64コマンド行オプションは使用できません)

    • HP Integrity (Itanium)システムで、64ビットサポートを削除:

    /usr/sbin/swremove Jre14.JRE14-IPF64 Jre14.JRE14-IPF64-HS
    (-d64コマンド行オプションは使用できません)

    • 通常、HP IntegrityではPA_RISC 2.0サポートはインストールされません。インストールされている場合に削除:
      /usr/sbin/swremove Jre14.JRE14-PA20 Jre14.JRE14-PA20-HS \
      
               Jre14.JRE14-PA20W Jre14.JRE14-PA20W-HS
      
      

    動的スレッドローカル記憶領域(TLS)サポート

    動的スレッドローカル記憶領域(TLS)は、HP Integrity (Itanium)システムでは、SDKバージョン1.4.2.00および5.0以降完全にサポートされています。

    動的TLSは、HP-UX PA-RISCシステムではサポートされていません。ただし、対処方法があります。詳細は、リリースノートの「TLSによるshl_load HotSpot libjvmの問題(PA-RISC)」を参照してください。

    シグナル連鎖機能

    シグナル連鎖機能を使用すると、JVMが使用するシグナルをアプリケーションで使用できるようになるため、JVMの機能と衝突することがなくなります。シグナル連鎖機能では、アプリケーションはライブラリlibc.2の前にlibjsig.sl (PA)またはlibjsig.so (Itanium)をロードする必要があります。

    PA-RISCでこの機能を実行するには、次のパッチをインストールし、LD_PRELOADを使用する必要があります。HP Integrityでは、パッチや回避方法は必要ありません。

    HP-UX 11.11 PA-RISC systems, install patch PHSS_28436 (またはその更新版)

    LD_PRELOADの使用例と使用方法については、『HP-UX Java 2 プログラマーズ ガイド』http://portal.netrefresh.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/signals.html#chaining(英語)を参照してください。

    HotSpot JVMオプション

    標準オプションと非標準オプションについては、『HP-UX Java 2 プログラマーズ ガイド』http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html(英語)を参照してください。

    ガベージコレクタ:パラレル、並列マークアンドスイープ

    JavaSoftでは、アプリケーションのスループットを強化し、ガベージ コレクションの休止時間を短縮する、New Generationのガベージ コレクタを実装しています。

    ガベージコレクションと新しいコレクタの詳細については、JavaSoftのマニュアル『Tuning Garbage Collection with the 1.4.2 Java Virtual Machine』http://java.sun.com/docs/hotspot/gc1.4.2/index.html(英語)を参照してください。

    Javaヒープ内の物理メモリとスワップの割り当て

    Javaヒープ内の物理メモリとスワップを割り当てるメソッドが変更されています。そのため、Glanceなどのツールを使ってJavaプロセスを監視すると、RSS (Resident Set Size)メモリ使用量が高くなるか、アプリケーションの起動が多少遅くなる可能性があります。

    このような状況が発生する原因と主なコマンド行オプションの使用例は、『HP-UX Java 2 プログラマーズ ガイド 』の「Javaヒープ内の物理メモリとスワップの割り当て」を参照してください:http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/expanding_memory.html

    アジア系TrueTypeフォントとアジア系ロケール

    HP社のバージョン1.4 JDKでは、TrueTypeフォントとともにアジア系ロケールがサポートされています。詳細は、http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/font_info.html(英語)を参照してください。

    Date/Timeメソッド - 新しいデフォルト

    HotSpot JVMは、gettimeofday()システム コールを使って日時情報を取得します。

    パフォーマンス上、アプリケーションの起動時からのCPUの単位時間を使用して現在時刻を計算する、新しいメカニズムが使用されています。このため、date(1), adjtime(2)、またはntpなどの時間同期ユーティリティを使用してシステム日付または時刻に行った変更は、Javaが返す日時にはプロセスが再起動されるまで反映されません。

    システム時刻に対する変更を即座に反映する必要がある場合、
    -XX:+UseGetTimeOfDayオプションを使用すると、新しい軽量のメカニズムの代わりにgettimeofday呼び出しを使用するようJVMに指示できます。ただし、この場合、パフォーマンスが低下することに注意してください。

    プロファイリング

    SDKバージョン1.4では、将来的にプロファイリング機能をサポートするためのSIGPROFハンドラが自動的にインストールされます。これによって、SIGPROFを使用するほかのネイティブ コードやプロファイリング ツールとの非互換性が生じることがあります。

    次のオプション-XX:+ReduceSignalUsageを指定することによって、SIGPROFハンドラを無効にすることができます。

    ただし、このオプションを使用すると、SIGQUITハンドラが無効になるため、Javaスタックトレースを生成することはできなくなります。

    acceptまたはreadの保留時にソケットを閉じる方法(PA-RISC) - 新しいパッチ情報!

    VMでソケットを閉じるメカニズムが変更されたため、サポート対象のすべてのHP-UX PA-RISCシステムでは、以前のリリースで推奨されていた-XdoCloseWithReadPendingオプションを使用する必要がなくなりました。ただし、HP-UX 11.11では、次のパッチ(または代替パッチ)が必要です:

    PHKL_32457
    PHKL_25840
    PHKL_25842
    PHNE_25644
    PHNE_25084

    さらに詳しい内容については、『HP-UX Java 2 プログラマーズ ガイド 』http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/prog_guide/hotspot.html#socket(英語)を参照してください。

    以前のリリースとの互換性

    Sun Microsystemsは上位互換性を保持しているため、1.3 JVM用に書かれたアプリケーションは1.4 JVMでも実行できます。通常、下位互換性はサポートされていませんが、これは、以前のJVMでは実行できない状態で新しいAPIが実装されているためです。

    バージョン1.3と1.4の間の非互換性に関する詳しい情報については、次のWebサイトを参照してください。http://java.sun.com/j2se/1.4/compatibility.html(英語)

    Runtime Plug-inの使用方法および構成

    Runtime Plug-Inを構成するには、ControlPanel javaアプリケーションを起動するControlPanelスクリプトを実行するか、ControlPanel.htmlをブラウザでロードします。Runtime Plug-inがインストールされているディレクトリに、それぞれjre/binスクリプトとjre/ファイルがあります。

    ControlPanelアプリケーションは、次のファイルを生成します。

    $HOME/.java/deployment/deployment.properties

    このファイルには、設定の他に、Runtime Plug-in対応htmlページからブラウザがアプレットをロードする際に、HP-UX用Runtime Plug-inが使用するJREへのパスが含まれています。この設定は、Plug-inがデフォルトディレクトリにインストールされている場合、次のように保存されています。

    javaplugin.jre.path=/opt/java1.4/jre

    HP-UX用Runtime Plug-In for HP-UX Java Editionの構成には、環境変数は必要ありません。ただし、次の環境変数をオプションとして使用できます。

    MOZ_PLUGIN_PATH

    MOZ_PLUGIN_PATH環境変数を使うと、プラグインライブラリの追加ディレクトリを検索するように、Mozillaブラウザに指示できます。

    注記:JREを検索する際、$HOME/.java/deployment/deployment.propertiesファイルのエントリは、MOZ_PLUGIN_PATHのエントリよりも優先されます。

    CLASSPATH

    ユーザーのCLASSPATH環境変数は、コントロール パネルを実行して[Javaランタイム パラメータ]ボックスで-cpまたは-classpathを指定すれば、JVMで渡すことができます。変更内容を有効にするには、ブラウザを終了して再起動する必要があります。

    Runtime Plug-Inの詳細については、Plug-In FAQ http://www.hp.com/products1/unix/java/java2/jpi/faqs/index.html(英語)を参照してください。

    HTMLページでRuntime Plug-inを使用可能にする (HP-UX)

    MozillaブラウザがRuntime Plug-in対応HTMLページからアプレットを初めてロードする際、HP-UX用Runtime Plug-inがダウンロードおよびインストールされます。Sun Microsystems社は、Plug-in製品の使用を支援する追加ツールを提供しています。これには、HTMLページを自動的にRuntime Plug-in対応にするコンバータが含まれます。また、手動でRuntime Plug-in対応にするユーザー向けに、HTML仕様も提供されています。

    Sun Microsystems社のHTMLコンバータおよび仕様に関する情報は、http://java.sun.com/reference/docs/index.html(英語)を参照してください。デフォルトのブラウザバージョンのHP-UX Runtime Environment for Javaの代わりに、HP-UX用Runtime Plug-in for Java Edition バージョン1.4.xを使用するようにHTMLページを変更することもできます。

    その他のドキュメント(HP社とSun Microsystems社)

    以下のWebサイトでは、追加情報を入手できます。

    » HP-UX Java 2 プログラマーズ ガイド
       Javaマニュアル ページ(/opt/java1.5/man)
    » Java 2 SDKバージョン1.4の機能とツール:
    » Java 2バージョン1.4.2 API仕様:
    » Java 2 SDKツールとユーティリティ
    » Java 2プラットフォームとAPI - 認定書籍:
    » Javaチュートリアル:
    » Javaのセキュリティ
    » Javaテクノロジ
    » Swing Connectionニュースレター:
    » HP-UX用Mozillaブラウザ
    » DSPP開発者向けポータルJavaテクノロジ

    問題の修正と既知の問題

    JavaSoftの既知の不具合については、Bug Database(http://developer.java.sun.com/(英語))を参照してください。

    問題の修正

    HP社では、まだマージしていないSunリリースにおける不具合修正を、あらかじめ取り込む場合があります。そのため、SUNリリースで修正されたものをHPリリースに取り込んでいなくても、Sunの不具合がHPリリースでは修正されている可能性があります。

    この1.4.2.08リリースには、以前のHP 1.4.2リリースからの機能拡張と不具合の修正に加えて、Sunの1.4.2_07の不具合の修正が含まれています。また、以下の不具合も追加修正されています。

    HPの不具合 HP SR 再現 JavaSoft ID 説明
    JAGaf43091 8606382881 該当なし 4880633 java.bean.Statementでの非同期HashMapアクセスによるJVMハング
    JAGaf49885 8606389737 該当なし 該当なし 機能強化要求:"HP-UXでは、javaクライアントのパフォーマンスがWindowsバージョンよりも低い
    JAGaf50116 8606389970 JAGaf54626 該当なし Java 1.4.xで、close()システムコールの失敗が過剰に発生する
    JAGaf50776 8606390630 該当なし 該当なし kwakeupの呼び出し回数が多い
    JAGaf54183 8606394146 該当なし 該当なし jni_invoke_nostaticループでのプロセスハング
    JAGaf56370 8606396387 該当なし 該当なし libdcpr.slを使用する場合のCヒープの破損
    JAGaf56666 8606396683 該当なし 該当なし 1.4.2.07でNIOが正常に動作しない

    PA-RISCの既知の問題

    次に、PA-RISCの既知の問題について簡単に説明します。問題の解決にあたって、パッチのインストールが必要なものもあります。パッチの場所とインストールについて、詳細は次のWebサイトを参照してください。http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/patches.html (英語)

    TLS (HP-UX 11.0 PA-RISC)によるshl_load HotSpot libjvmの問題

    HotSpot 1.4 JVMのlibjvmライブラリは、スレッドローカルストレージ(TLS)を使います。HotSpot 1.4 JVM のlibjvmライブラリがスレッドローカルストレージ(TLS)を使用する現時点では、このライブラリがリンク行に含まれていない場合、shl_loadで使うダイナミックローダーは、TLSのある共有ライブラリの動的ロードをサポートしていません。

    お使いのアプリケーションにリンクするのではなく、shl_loadまたはdlopenを使って、libjvm.slなどのTLSを含むライブラリを動的にロードしなければならないことがあります。プラグインを使っているアプリケーションにもあてはまる可能性があります。

    現時点での対処方法として、HP-UX 11.0用パッチPHSS_28434(またはこの代替パッチ)にある、新しいリンカー機能LD_PRELOADを使ってください。HP-UX 11.11 (11i v1)にはこの機能が含まれています。LD_PRELOAD機能とその制限事項については、必ずパッチをインストールしてからdld.slのマニュアル ページを参照してください。

    64ビットサポートX/Motif (HP-UX 11.00 & 11.11 (11i v1) PA-RISC)

    X/Motifでの64ビットをサポートするには、オペレーティングシステムごとに、次のパッチ(または代替パッチ)のうちいずれか1つをインストールする必要があります。

    HP-UX 11.00 PHSS_28368 64ビット
    HP-UX 11.11 PHSS_28875 32/64ビット

    これらのパッチをインストールすることで、一部のJavaアプリケーションのポップアップウィンドウの高さが高すぎることによるGUI障害を修正できます。

    64ビットサポート - システムコール(HP-UX 11.00 PA-RISC)

    システムコールcall __lw_get_thread_times()が異常終了するために、軽量タイマが正しく機能しない場合があります。

    HP-UX 11.0については、次の2つのパッチまたはそれらの代替パッチをインストールして障害を回避してください。HP-UX 11.11 (11i v1) システム コールは正しく機能します。

    HP-UX 11.00 PHKL_28202 __lw_get_thread_timesが誤った時間をレポート
    HP-UX 11.00 PHKL_26008 pstat累積パッチ

    /dev/pollランタイムサポート(HP-UX 11.00 & 11.11 (11i v1) PA-RISC)

    /dev/pollランタイムサポートが必要なシステムについては、お使いのHP-UXのバージョンによって、次のパッチのうちいずれか1つをインストールする必要があります。パッチが代替されている場合は、代替パッチをインストールします。

    HP-UX 11.00 PHKL_24064
    HP-UX 11.11 PHKL_25468

    HPjconfig構成ツール

    Hpjconfigバージョン2.0はHotSpot 1.4 VMでは動作しません。HPjconfigバージョン2.1以降がサポートされています。このツールは、http://www.hp.com/go/java(英語)から無料でダウンロードできます。

    コンパイラセーフポイント(HP-UX 11.00 & 11.11 (11i v1) PA-RISC)

    HP-UX 11.0と11.11の両方で、コンパイラセーフポイントを使用するにはパッチが必要です。必要なパッチは次のとおりです。パッチの場所とインストールについて、詳細は次のWebサイトを参照してください。http://www.hp.com/products1/unix/java/infolibrary/patches.html(英語)パッチが代替されている場合は、代替パッチをインストールします。

    HP-UX 11.00 PHKL_28202
    HP-UX 11.00 PHKL_27089 (64ビット用)
    HP-UX 11.11 (11i v1) PHKL_24751およびPHKL_27317
    HP-UX 11.11 (11i v1) PHKL_27092 (64ビット用)

    SDK 1.4.2.08では、コンパイラのセーフポイントはデフォルトで無効になっています。有効にするには、-XX:+UseCompilerSafepointsオプションを使用します。コンパイラのセーフポイントを有効にすると、すべてのJavaスレッドの実行を停止するための遅延がより確実に保証され、その後でセーフポイント操作、つまりガベージ コレクションと最適化戻し(deoptimization)を実行できます。

    HP IntegrityおよびPA-64システムでの+noenvvarおよび+compatリンカーオプションの使用

    アプリケーションがlibjvmとリンクしていて、JNIインタフェースAPIを使用してJVMを直接ロードしている場合、HP IntegrityまたはPA-64システムでは、+noenvvarまたは+compatリンカー オプションを使用しないでください。この不具合はPA-RISC 32ビットシステムには存在しません。

    setuidまたはsetgidを使用したJavaの実行

    Javaはダイナミックローディング(SHLIB_PATH, LD_LIBRARY_PATH)を必要としますが、これはsetuidまたはsetgidを実行すると無効になります。このため、