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HP aC++/HP ANSI C バージョン A.06.12 リリースノート > 第5章 既知の問題と回避策

C++ 標準ライブラリバージョン 1.2.1 とドラフト標準との非互換性

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ANSI C++ 標準は度々改訂されていますが、改訂の都度、C++ 標準ライブラリが変更されている訳ではありません。関数ヘッダーファイル functional の times 関数オブジェクトなどがその例です。ANSI C++ 標準では、times multiplies に名前が変更されています。

multiplies を使用してコードを記述する場合は、ISO/ANSI C++ 標準と互換性を持つように、aCC コマンド行で条件付きコンパイルフラグを使用してください。

たとえば、次のプログラムであれば、次のようなコマンド行でコンパイルしてください。

    aCC -D__HPACC_USING_MULTIPLIES_IN_FUNCTIONAL test.c

// test.c
int times; //user defined variable
#include <functional> // multiplies can be used in

int main() {}
// end of test.c

現在の A.05.* および A.06.* コンパイラは自動的に次のようなフラグを設定します。

  • -D__HPACC_USING_MULTIPLIES_IN_FUNCTIONAL

  • -D__HPACC_THREAD_SAFE_RB_TREE

  • -D__HPACC_USING_MULTIPLIES_IN_FUNCTIONAL

  • -D__HPACC-FIX_FUNC_ADAPTER_OPERATOR

  • -D__HPACC_FULL_ITERATOR_REL_OPS

  • -D__HPACC_TEMPLATE_PAIR_CTOR

  • -D__HPACC_MEM_FUN_ADAPTOR

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